「コーギーは食欲旺盛で太りやすい」とよく言われるけれど、
うちの子はご飯を食べない・・・
うちの子がご飯を食べないけれど大丈夫かな?
どこか悪いんじゃないだろうか・・・ と、心配になったり、不安になったりしますよね。
愛犬のコーギーがご飯を食べない原因がわからない飼い主さんは必見です。
今まで500人以上の飼い主さんに
食事のアドバイスをしてきた犬の栄養管理士の僕が、
コーギー がご飯を食べない原因と対処法を解説します。
コーギーがご飯を食べない6つの原因と対処法
コーギーはわりと食欲旺盛な子が多く、食事で困ることが少ないです。
そんなコーギーでさえ、ご飯を食べなくなる時はあります。
代表的な6つの原因と対処法を解説します。
その①:おやつの与えすぎ
おやつは愛犬が喜んで食べるので、ついつい与えたくなりますよね。
ご飯を食べない原因は、おやつを与えすぎているのかもしれません。
皆さんも幼い頃、親御さんに 「おやつはそのぐらいで止めなさい。夕飯が食べられなくなっちゃうよ」 と注意をされた経験はありませんか?
当然ですが、お腹がいっぱいならご飯を食べようとはしません。
対処法
愛犬の活動量を考慮して、1日に与えるおやつの量をきっちり決めることが重要です。
ご家族で暮らしているのなら、家族全員が1日に与える愛犬のおやつの量を守るように徹底してく ださい。
その②:運動不足
運動量が少なければ、お腹は空きません。
みなさんも1日家にいたときと
外へ出かけて身体を動かしたときでは、
お腹の減り方は違いますよね?
コーギーは元々、牛追いの仕事をしていたワーキングドックでとても活動的な犬種です。
しかしシャイだったり臆病だったり性格によっては、
身体を動かすことが嫌いなコーギーも中には います。
自ら進んで身体を動かさないコーギーには、
身体を動かすように飼い主さんが工夫してあげる必 要があります。
対処法
お散歩の内容を見直しましょう。
お散歩が嫌いなコーギーの場合、短時間で回数を増やすといいです。
また室内で身体を動かせる遊びをさせることもおすすめします。
コーギーは先に述べたように牛追いの仕事をしていたので、
動くものを追いかける習性が強いです。
飼い主さんとの追いかけっこ、
ボール投げやオモチャを大きく動かして
犬がオモチャを追いかける遊びなどがいいでしょう。
その③ご飯の与え方が問題
愛犬がご飯を食べないからといって、
あれこれトッピングしたり、
ご飯を置きっぱなしにしたりてい ませんか?
実はご飯の与え方が間違っていて、
飼い主さんが愛犬を「ご飯を食べない犬」にしているのです。
僕はトッピングすることは悪いことだと思っていません。
ひと手間加えるということは、愛情をプラスすることだと思っています。
しかし愛犬のご機嫌を取るように、
その都度トッピングするものを変えることはおすすめしません。
例えば、
「今朝はチーズを加えても食べなかったから、夕食はササミを加えよう」と
いうようなことです。
わがままになり、気に入ったものしか食べなくなります。
またご飯を置きっぱなしにするということは、いつでも食べられる状況です。
「今は食べたくないから、あとで食べよう」と
犬は考え、すぐに食べなくなります。
対処法
健康体な犬なら2~3日ご飯を食べなくても、水分を取っていれば問題ないです。
与えて数分しても食べなければ、ご飯を片づけましょう。
「与えたときにご飯を食べなければ、次のご飯まで食べられない」 と
いうことを愛犬に学習してもらいます。
食べなくて心配だからといって、おやつを与えることは厳禁です。
その都度トッピングを変えているなら、毎回同じものをトッピングするようにしましょう。
その④:ご飯の量が間違っている
ご飯をきれいに全部食べずに残す場合は、与えるご飯の量が多すぎる可能性があります。
パッケージに表示されているご飯の量を忠実に与えていませんか?
必ずしも表示されているご飯の量が、愛犬にとっての適量とは限らないのです。
対処法
パッケージに表示されている食事量は、あくまで目安として考えましょう。
愛犬が太り気味か痩せ気味なのか、
1日の運動量はどのくらいなのかなどを考慮して与える量を微調整します。
その⑤:年齢による場合
子犬の場合
今までガツガツ食べていたのに、突然食べなくなると心配になりますよね。
早い子犬ですと生後5カ月ぐらいから、ご飯の食いつきが悪くなることがあります。
病院で診てもらい健康面に問題なければ、
食いつきが悪くなった理由は成長が落ち着き身体の 変化によるものです。
対処法
よくあることですので心配せずに、
今後わがままな子にしないよう以下のご飯の与え方に注意しましょう。
・ご飯を出しっぱなしにしないこと(数分置いて食べなければ片づけます)
・食べてもらうために、いろんなものをトッピングし過ぎないこと
・おやつを与え過ぎないこと
また与えるご飯を子犬用から成犬用に徐々に変えたり、
食事の回数を減らしたりして食事の内容 も見直しもしましょう。
その⑤:年齢による場合
老犬の場合
犬も年齢とともに筋力が落ちたり、内臓の機能が低下したり、基礎代謝が落ちたりします。
消化機能も落ちますので、一度に食べられる量が減ることもあります。
愛犬の変化に気付いて対応してあげることが大切です。
対処法
一度に食べられる量が減るので、
1回のご飯の量を減らして与える回数を増やすなど、
与え方の工夫をしましょう。
また、今まで以上に良質なたんぱく質が取れるご飯に見直す必要もあります。
人と同じで年を取ると犬も関節が弱くなるので、
サプリメントなどで補ってあげることもいいでしょう。
特に肥満気味のコーギーは、椎間板ヘルニアなど関節を痛めやすいので要注意です。
その⑥:どうしてもご飯を食べない場合は・・・
病院へ相談する
ご飯を食べず、なお且つ嘔吐や下痢、元気がない、
ぐったりしているなど愛犬に異変があれば動 物病院へ連れて行きましょう。
消化器系の病気や肝臓や腎臓など代謝に関する臓器の病気など、
重篤な病気が隠れているかもしれません。
また食事の際に食べにくそうにしているときは、
歯周病など口の中に異常があるのかもしれません。
その⑥:犬の栄養管理士へ相談する
どんなご飯を選んだらいいのか、
ドライフードが合わないから手作り食も試してみたいとお考えでしたら、
僕のような犬の栄養管理士に相談してみましょう。
もしかしたら「犬の栄養管理士」というものを
ご存じでない方もいるかもしれませんね!
犬の栄養管理士は、犬の身体に必要な栄養素や各栄養素の働きや
過不足したときに発症する 病気のこと、
ドックフードの成分の見方などを学んでいます。
今まで600人以上の飼い主さんに愛犬の食事に関するアドバイスをしてきました。
愛犬の食事に関する問題解決のお手伝いを全力でいたします。
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