今回は免疫力アップ、肝臓サポート、炎症制御、
利尿促進、粘膜強化・抗酸化作用のある食材を使った
料理のレシピを紹介します。
【材料】
・ミニトマト:3個
・しめじ:小さじ1
・キャベツ:50g
・ブロッコリー:30g
・オクラ:3本
・ささみ:100g
・手羽元:4本
・くず粉:大さじ1
・リンゴ酢:小さじ1
・桜えび:少量
【作り方】
1.消化しやすいようにキャベツ、オクラ、しめじ、ブロッコリーを細かく切ります。
2.鍋に250mlの水を入れ、沸騰させます。
3.沸騰したら手羽元でだしをとります。
4.だしが出るまで手羽元を煮込んだら、鍋にささみを入れ3分煮込みます。
5.刻んだ野菜を入れ、しっかり混ぜさらに3分煮込みます。
6.くず粉を入れ、混ざるととろみがついて食べやすいですよ。
7.器に移してしっかり冷ましましょう。
8.冷めたら、食べやすいように手羽元を手でほぐし、リンゴ酢で和え、桜えびを振りかけたら完成です!
ささみの代わりに鹿肉、鶏の胸肉もおすすめです!
今日、紹介した料理は
犬の病気「胆泥症(たんでいしょう)」の
予防が期待できます。
胆泥症は犬特有の疾患で、字の通り胆のうの病気です。
胆のう内の胆汁成分が変化し、
濃くなったり、泥のような形状になる症状が「胆泥症」です。
しかし、胆泥症を発症したからといっても外見や
運動面などに影響を及ぼさないうえ、
他の疾患を併発、誘発することもない事から
「病気」と捉えられていないようです。
また胆のうの動きを改善することで
発症を防ぐことができるという
研究結果が発表されています。
この他にも高脂血症が原因で
胆泥症を発症するという研究結果もあります。
しかし胆泥症の原因もまだ不明なので、
これが正しいという治療法もありません。
ただ、胆泥症で高脂血症を発症している犬には
低脂肪食がおススメです!
私たち人間が脂肪分の多い食事に偏ると
心疾患、肝硬変、動脈硬化などを引き起こしてしまいますが、
それは犬でも同じようです。
【豆知識】
犬が食べられる低脂肪食材は
鶏肉のササミの他、マグロの刺身、ジャガイモ、
きのこなどを使った料理がおススメです。
また料理に使う油も、
脂質が少ないアマニ油、オリーブオイル、えごま油などで
調理してください。
もちろん、過剰に与えすぎると
臓器に害を与えたり
新たな病気を起こしてしまう可能性もあります。
少しだけ料理に入れて、
犬の体調を見るようにしてください。
大好きな愛犬のため、
一日でも長く一緒に暮らすために
おいしくて体にいい犬ごはん、ぜひ作ってみてください。