今回は犬のおやつレシピからバナナのしっとりクッキーの作り方を紹介します。
【材料】
・米粉 :130g
・きな粉:30g
・バナナ:1本
・卵:1個
・オリーブオイル:大さじ1
・メープルシロップ:大さじ1
【作り方】
所要時間は90分です。
1.バナナの皮を剥いていきます。
2.バナナを小さ目に切り、ペースト状になるまで包丁で叩いて刻んでいきます。
3.卵を割って泡立て器を使って卵白と卵黄を混ぜていきます。
4.3の器に米粉、きな粉、オリーブオイル、メイプルシロップを混ぜずに投入します。
※メイプルシロップの代わりにと「はちみつ」を使うのはやめてください。
5.4のものをへらで水分が抜けて塊になるまで混ぜていきます。
6.これに2でペースト状にしたバナナを投入します。
7.6のものを手でしっかり混ざるまでこねていきます。
8.サランラップを用意してその上に7でこねたものをのせて包んで長方形に四角く形を整えます。
10.形を整えられたら、サランラップをはいで、まな板にのせます。
11.一口大のサイズに包丁で切っていきます。
12.これをオーブン用の皿にクッキングシートを敷いて並べていきます。
13.並べ終えたらオーブンに入れる前に竹串で2~3個程度の穴をあけていきます。
14.できたらオーブンに180度15分で焼いていきます。
15.取り出してお皿にならべればこれで完成です。
※犬たちには手でちぎって与えます。
【豆知識】
今回は「はちみつ」についてです。
健康な成犬であれば、はちみつを食べても大丈夫です。ただし、大量に与えることや子犬に与えることは避けましょう。
健康な成犬であれば、少量のはちみつを口にしても問題ないとされています。ですが、はちみつに含まれるボツリヌス菌で中毒を起こすと命の危険も考えられます。
犬のボツリヌス中毒とは、クロストリジウム属の細菌である「クロストリジウムボツリヌス」が産生する毒素によって神経が障害を受けた状態です。
横浜市衛生研究所のホームページによると、ボツリヌス菌の休眠状態である芽胞(がほう)は加熱しても生き残ってしまうため、腸内環境が腸内環境が未成熟である子犬や、体調不良で免疫力が落ちている犬には与えないようにしましょう。
はちみつは危険という認識が強いですが、よい働きもします。
はちみちを与えてもよい犬がはちみつを食べた場合の健康への働きについて、明確な研究発表は存在していないようですが、期待できる働きを2つご紹介します。
・素早いエネルギー補給に
はちみつには、ブドウ糖をはじめとする糖類が多く含まれています。ブドウ糖は脳や赤血球などに必須のエネルギー源でもあるので、健康ではあるけれど少食の成犬や、食べムラがある成犬のごはんのトッピングに少量加えてみることもいいかもしれません。
・腸を潤し、便通を整える
東洋医学の考えでは、はちみつは乾燥を和らげるとされています。腸の潤いを補うことも期待できるので、便が硬くなっている成犬のケアに取り入れてみてもいいでしょう。
以上です。